2020ギリシャ劇シリーズ⑤第86回『本読み会/鄭義信』のお知らせ
ギリシャ古典劇とギリシャ劇翻案作品を一年間かけて読んでいこうというシリーズ企画『オリンピックだよ!ギリシャ劇集合』。シリーズ第五弾となる第86回は、皆様ご存知、鄭義信を取り上げます!
ギリシャ古典劇とギリシャ劇翻案作品を一年間かけて読んでいこうというシリーズ企画『オリンピックだよ!ギリシャ劇集合』。シリーズ第五弾となる第86回は、皆様ご存知、鄭義信を取り上げます!
万全のウィルス対策を講じて実施にこぎ着けた第85回『本読み会』。しかし、ユージン・オニールが描いたのは、人間と神との間の超濃厚接触ドラマでした。そして今回のレポートは、『本読み会』初の試み、松山→大野のリレーレポートです笑。
2017年夏、南青山のライブハウスMANDALAさんで開催された朗読イベント「岸田國士を読む。夏」に『本読み会』が参加した際の映像が、YouTubeにアップされました!
【2020.3.30アップデート】使用を予定していた公共施設から使用自粛の要請が出ました。皆さんの健康にも直結することですので、とりあえず4月中の活動は自粛することといたしました。
2020ギリシャ劇シリーズ第4段は、シリーズ唯一の“喜劇”作品。アリストパネスの『女の平和』です。長く続く戦争にセックスストライキで立ち向かうという実におバカな発想の劇ですが、それだけで終わらないのがギリシャ古典喜劇の実力。滑稽な喜劇の仮面の下には、強い批判精神と憤りが隠されています。
あまりに長いセリフを声に出していると、途中から自分が何を言ってるのかよく分からなくなってくる感じ・・・でもその中にサルトルの本質があるような気がします。
多くの市民に愛され、視線に晒される中でこそ、偉大な作家や作品が生まれていく。今から2500年前もの昔、ギリシャには、これだけ豊かな文化が花開いていた。
ギリシャ古典劇とギリシャ劇翻案作品を一年間かけて読んでいこうというシリーズ企画『オリンピックだよ!ギリシャ劇集合』。シリーズ第三弾は、ノーベル賞作家ユージン・オニールの傑作、『喪服の似合うエレクトラ』です!
言ってはなんですが、次々と物語が展開する戯曲ではありません。嘆いて、迷って、復讐しておしまい。いたってシンプルな筋立ての中で、英雄たちがどんな言葉をつむぎ出すのか?そこのところが見どころです。