こんにちは!いつものんびりゆっくりの『本読み会』。今年2回目の企画のご案内なんですが、のんびりしている間に、開催まで残り3週間を切ってしまいました・・・笑。なかなか忙しくて、といつも言い訳ばかりしていますが、今年は『本読み会』活動開始20周年となる記念の年、イベントやら執筆やら頑張ろうと熱意はありますので、どうぞ応援していただければと思います!
さて、今回ご案内するのは久々のシェイクスピア。以前は年初めは「お正月だよ!シェイクスピア祭り」と題してシェイクスピアを読むのが恒例でしたが、ここしばらくはそれもご無沙汰となっておりました。今回はもう「お正月だよ!」とは言えない時期になっておりますので、こんな無理やりなタイトルになっています笑。
詳細は以下をご覧ください。
新年度も目の前!シェイクスピア祭り 第94回『本読み会/シェイクスピア』
■作家
ウィリアム・シェイクスピア
■作品
『尺には尺を』(訳:小田島雄志/白水Uブックス)
(Amazonで購入)
※翻訳は一応、小田島訳をメインで使用する予定でいます。ただ、他訳で参加してくださっても構いません。これまでにもシェイクスピアの翻訳入り乱れ読みは何度もやってきていますが、これが意外と面白いんです。ちょっと混乱はしますが、翻訳の違いを楽しむきっかけになるので、すでに持っている翻訳があれば、遠慮せずにそれを持ってご参加ください。
■日時
2024年3月30日(土)13:00~17:00
■場所
都内・文京区周辺
※詳細は参加者に個別にご連絡差し上げます。
■参加費
500円(学生さんは無料です!)
■作品について
公爵代理としてウィーンの統治を任されたアンジェロは、その謹厳さから有名無実と化していた婚前交渉を禁止する法を厳格に適用し、クローディオという男に死刑を宣告する。周囲の進言にも耳を貸さず、法による統治を説くアンジェロだったが、兄・クローディオの死刑撤回を求めてやってきたイザベラに恋をしてしまいーー
ここまでのあらすじを聞けば、大団円のハッピーエンドに向かって突き進んでいくシェイクスピアらしい喜劇を想像すると思いますが、ところがこの『尺には尺を』、喜劇は喜劇でも一筋縄ではいかない、なんとも言えない“気持ち悪さ”を抱えた戯曲なのです。
“問題作”“ダーク・コメディ”など評されるこの物語、声に出して読みながら、存分に味わっていければと考えています。
■おねがい
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。図書館やインターネット等を利用し、戯曲はご自身で入手していただければ幸いです。(当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)
ですが、なかなか手に入りづらい戯曲が多いことも事実です。どうしても手に入らない場合、お早めにご連絡いただければ、当日テキストのコピーをご用意いたします(実費のご負担をいただきます)。
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。
※定員数は戯曲によって変動いたします。
皆様のご参加をお待ちしております!