第75回『本読み会・デュレンマット』レポート
今回は、”あんまり知らない国のあんまり知らない作家”を取り上げました。問題を世に問う「メディア」として、『物理学者たち』を書きあげたフリードリッヒ・デュレンマット。これはあまりにも「タイムリーな」戯曲だったのです。
今回は、”あんまり知らない国のあんまり知らない作家”を取り上げました。問題を世に問う「メディア」として、『物理学者たち』を書きあげたフリードリッヒ・デュレンマット。これはあまりにも「タイムリーな」戯曲だったのです。
とうとう2018年も最後のお知らせとなりました。今回は、8月に亡くなったアメリカの人気...
日本での知名度はさっぱりですが、ドイツ語圏では、”ブレヒト以後もっとも優れた劇作家”とも言われる人気作家、フリードリヒ・デュレンマット。カリカチュアライズされた人物たちの喜劇的やりとりの中から、哲学的なテーマが立ち上がってきます。
菊池寛はスケールのでかい男。観客が何を求めているかを肌で知り、緻密に組み立てた構成の中で劇のクライマックスへと観客を引き連れていく。このあたりが、彼が一級のエンターテイナーだった所以なのかもしれません。
昨年11月の南町田に続き、今回は戸塚まで出張し、シェイクスピアを読んできました。出張!『本読み会』企画です。
聞いてる方が楽しいという人もいるくらいです。興味を持っている方は、ぜひお申し込みいただければと思います。
100年も前の、しかし異例の知名度の高さを誇る大御所作家、菊池寛。そんな彼の代表作を立て続けに読んでみようという企画です!みなさんのご参加お待ちしています!
この戯曲が見事なのは、劇中があまりにも濃密なため、劇の外側、つまりこのドラマの過去と未来とが浮かび上がってくる点でしょう。まさに、キング・オブ・戯曲です。
第73回『本読み会/アーサー・ミラー』ですが、早くも参加申し込みが定員に達してしまいました。今後は、見学(キャンセル待ち)の枠でのみ、申し込みを受け付けます。よろしくお願いいたします。