第73回『本読み会/アーサー・ミラー』のお知らせ
現代戯曲の基礎中の基礎と言える作品ですが、本当にその面白さを十分に味わえているのか、時代を超えた本質的な価値を見出せれば、という思いがありまして、読み直してみようと考えました。
現代戯曲の基礎中の基礎と言える作品ですが、本当にその面白さを十分に味わえているのか、時代を超えた本質的な価値を見出せれば、という思いがありまして、読み直してみようと考えました。
ドタバタコメディの装いをまといながら、観るとは何か、リアルとは何か、そして演劇とは何かという普遍的な問いを投げかける。その手の込みようはもはやグロテスクと言っても差し支えありません。
考えてみれば『本読み会』の活動も、この作品と同じように、ちょうど戯曲と上演の狭間で遊ぶ感じに近いのではないかと思います。第72回『本読み会・ピランデルロ』のお知らせです。
挫折の中でも、やはりウェスカー。理想への想いは消えていないようです。第71回『本読み会・ウェスカー』のレポートです。
今回は、共同主宰の松山が参加できるかどうか微妙な感じでして、当初の予定を変更し、「大野がただ読みたい作品を読む回にする!」ということになりました。悩みに悩んで、最終的には、「ウェスカーを読もう!」と決めました。
『マリアの首』が田中の最高傑作との誉高いのは、劇作家、演出家、そして長崎の街を背負った一個人としての田中が見事に融合した戯曲だからなのではないでしょうか。
今年はイベントは控えて、初心に返って、地味に本読みを重ねていく予定です・・・!岸田から流れる日本近現代演劇の歩みを体現する劇作家・田中千禾夫の代表作です!
筋金入りの悪党でありながら、しかし、リチャードほど観客に愛される役はそうそうありません。悪魔が魅力的であるように、悪役もまた禁断の果実をちらつかせて私たちを誘惑するのです。というわけで、2018年の『本読み会』は、毎度おなじみシェイクスピアで幕を開けました!
さて、プラハ・ロンドン観劇旅行記の後編です。『ピノキオ』や、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ新作『ネットワーク』など、ナショナルシアターから傑作がポンポン飛び出しました!すごかった。。