第80回『本読み会・松田正隆』レポート
『夏の砂の上』は、一見写実的な対話が非常に大きな物語へと連なり、そしてまた個人の問題へと戻ってくる強烈なダイナミズムをもった戯曲なのです。
『夏の砂の上』は、一見写実的な対話が非常に大きな物語へと連なり、そしてまた個人の問題へと戻ってくる強烈なダイナミズムをもった戯曲なのです。
久しぶりに、文句なく、ぶっちぎりの才能をもった奴が現れた。現在進行形で最も優れた戯曲を書く作家マーティン・マクドナーに挑戦です。
ドラマの展開が問題なのではありません。右往左往する人々を見守るような、大きな時間の流れそのものを描いた戯曲なのです。
赤信号が灯ってもアクセルを踏み抜くくらいでないと、真の恋とは呼べません。「バレンタインだよ!シェイクスピア」ということで、選んだのは、ラブ・ストーリーの聖典『ロミオとジュリエット』。河合祥一郎氏の新訳で楽しみました。
昨年に引き続いての南町田への出張!『本読み会』。いつもとは違う進め方は、さしずめ他流試合をやってきたようなものでしょうか。今年は、菊池寛の『父帰る』を読んでみることにしました。
喜劇の本質は笑いではなく、人間そのものを讃えることなのかもしれません。夏の終わりにこの世を去った劇作家、ニール・サイモンの追悼企画。名作『ヨンカーズ物語』を手に取りました。
今回は、”あんまり知らない国のあんまり知らない作家”を取り上げました。問題を世に問う「メディア」として、『物理学者たち』を書きあげたフリードリッヒ・デュレンマット。これはあまりにも「タイムリーな」戯曲だったのです。
菊池寛はスケールのでかい男。観客が何を求めているかを肌で知り、緻密に組み立てた構成の中で劇のクライマックスへと観客を引き連れていく。このあたりが、彼が一級のエンターテイナーだった所以なのかもしれません。
昨年11月の南町田に続き、今回は戸塚まで出張し、シェイクスピアを読んできました。出張!『本読み会』企画です。