以下は、恒例のエイプリルフールネタでした!
3月30日に開催しました第78回『本読み会・久保田万太郎』のレポートは、近日中にアップいたします。皆さん、もちろんテキスト持参で参加されました。
3月末、年度末の忙しい中、とうとう区切りの第800回を開催しました。が、何と言いますか、こんなことになるとは・・・という大きなトラブルに見舞われました。
今回は大正から昭和にかけて活躍した作家、久保田万太郎を扱ったのですが、参加者13名のうち9名が、今回読むのは「ジョン万次郎」だと勘違いしてきていたのです。共同主宰である松山も勘違いしており、井伏鱒二の『ジョン萬次郎漂流記』を持参しての参加でした。
ジョン万次郎は、江戸時代、土佐出身の貧しい漁師で、遭難、漂流したことからアメリカへ渡り、帰国後、日本とアメリカの橋渡しとなって活躍した人です。
作家でもありませんし、ましてや戯曲なぞ書いている訳がありません。
いくら名前が似ているとは言え、戯曲を読む会、『本読み会』として、こんな事故が起こるとはと信じられない思いでいっぱいです。
しばらくは、本読みとは何か、『本読み会』は何をするべきなのか、それを考えて生きていきたいと思います。
次回は、名前のややこしい作家は選びません。どうぞお楽しみに!!
(大野)