こんばんは。『本読み会』の可愛いうさぎ、よみたんです!今日は『読んで楽しい!現代戯曲』のイベント内でもご紹介させていただいていた『岸田國士を読む。夏』を観てきました!
『岸田國士を読む。夏』紹介ページ
いやー、とても良かったです!何が良かって、飲食可のお芝居だったんですよ!僕は飲食できるお芝居を、もう、心の底から愛しているんです!
今日はワンドリンクのギネスビールに、ハーフ&ハーフをワンパイントをおかわり。ソーセージの盛り合わせとオリーブも追加で頼みまして、すっかり気持ち良くなりました!ビール飲めるお芝居がもっともっと増えますように!!!
・・・いやいや、ビールが美味しかったという話ではないんです。岸田國士の戯曲が、やっぱり素晴らしいんですよ。
今日の演目は、原因不明の“痛み”に襲われた街の人々の描写を通して、滑稽な時代と民族を皮肉たっぷりに描いた『風俗時評』と、ある老人の一夜とその翌朝の中に、父と娘が関係を再確認する様を描いた『女人渇仰』でした。
現代戯曲イベントの範疇に入る『女人渇仰』(1949)も、それより少し古い『風俗時評』(1936)も、観ていると本当に現代的。肩肘張らずに楽しめる軽いお芝居なのに、我が身に照らして苦笑いしてしまう皮肉や、思わずしんみりさせられる人の様が見事に描かれていました。本当にビールのつまみにピッタリのお芝居ですね!
いやいや、ビールが美味しかったという話ではないんです。岸田國士の戯曲が素晴らしいんです。
『岸田國士を読む。夏』は、演目を変えながら9月2日まで上演されています。南青山のとってもオシャレなお店で、お酒を飲みながら岸田國士の言葉を味わう夏の夜。僕みたいな可愛いうさぎには勿体無い贅沢。皆さんにも是非オススメします!
公演情報の詳細はコチラ↓をご覧ください。
『岸田國士を読む。夏』(南青山MANDALA Presents Reading Live 2015)