こんにちは!9月も下旬に入りますが、まだまだ日中はだいぶ暑いですね。10月開催の『本読み会』、扱うのは戦前・戦中を代表する劇作家・森本薫です。
実は開催まであと2週間となってしまっております笑。日程はだいぶ前に決めていたのですが、発信が遅くなってしまいました。平日夜の開催ですが、ご都合着く方はぜひご参加ください!
以下、詳細です。
※第97回『本読み会/森本薫』ですが、読み手参加のお申し込みが定員に達しました。聞き手でのご参加お申し込みは引き続きお受けしております。お待ちしております!
第97回『本読み会/森本薫』

■作家
森本薫
■作品
『女の一生』
単行本
Kindle版(青空文庫)
※著作権保護期間を過ぎているため、Kindle版(青空文庫)は無料になっています。
■日時
2024年10月3日(木)17:30~21:30
■場所
都内・文京区周辺
※詳細は参加者に個別にご連絡差し上げます。
■参加費
お一人様500円
※学生の方は無料です!
■作品について
『女の一生』は、言わずと知れた森本薫の代表作にして、絶筆となった作品です。初演は終戦直前の1945年4月。恋人でもあった女優・杉村春子のために書き下ろされ、終戦直後の1946年に、すでに病床にあった森本によってプロローグとエピローグが改定されました。杉村春子にとっても最大のヒット、ロングラン作品となり、杉村主演による上演回数は、驚異の947回を記録しています。
物語はその名の通り、不思議な縁によって堤家に拾われた女・布引けいの一生を描いたもので、誰かのために何かを我慢しながら、それでも懸命に生き抜いていく女性のあり方を浮き彫りにしています。
作品は新しい時代への願いをも語っていますが、果たして戦後80年を迎えようとする今、森本の願った新しい時代はやってきたと言えるのでしょうか。まだまだ過去のこととは言い切れない“女の一生”、声に出して読みながら、味わっていければと考えています。
■おねがい
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。図書館やインターネット等を利用し、戯曲はご自身で入手していただければ幸いです。(当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)
ですが、なかなか手に入りづらい戯曲が多いことも事実です。どうしても手に入らない場合、お早めにご連絡いただければ、当日テキストのコピーをご用意いたします(実費のご負担をいただきます)。
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。(定員数は戯曲によって変動いたします。)
申し込み多数の場合には、見学でのご参加をご案内させていただきます。
皆様のご参加をお待ちしております!
※第97回『本読み会/森本薫』ですが、読み手参加のお申し込みが定員に達しました。聞き手でのご参加お申し込みは引き続きお受けしております。お待ちしております!