こんにちは。皆さん報道でお聞きになっているかと思いますが、今月4日、唐十郎さんが亡くなられました。アングラ以降の現代日本演劇を代表する劇詩人の死を悼み、次回『本読み会』は唐さんの作品を読もうと思います。作品は現在劇団唐組でも上演中の『泥人魚』。開催まであまり日がありませんが、ご都合つく方はどうぞご参加ください。
詳細は以下をご覧ください。
追悼 第95回『本読み会/唐十郎』のお知らせ
■作家
唐十郎
■作品
『泥人魚』(新潮社)
(Amazonで購入)※現在品切れ/取り扱いがない状態かもしれません。
■日時
2024年6月8日(土)13:00~17:00
■場所
都内・文京区周辺
※詳細は参加者に個別にご連絡差し上げます。
■参加費
500円(学生さんは無料です!)
■作品について
かつて諫早湾で漁師として働き、今はまだら呆けの詩人が営むブリキ屋で働く螢一は、探し続けていた親友二郎と再会を果たす。そこに現れる一人の女。彼女は、螢一と、彼が持っているはずの“義眼”を探していたーー
干拓事業で大きく姿を変えた諫早の海と人々の生活。失われた過去と人々の想いとは。井上ひさし氏が「独特の詩情と叙情とユーモア。すぐれた劇詩人で舞台の魔術師、唐十郎の集大成」と絶賛し、読売文学賞、紀伊国屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞をトリプル受賞した傑作戯曲です。
■おねがい
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。図書館やインターネット等を利用し、戯曲はご自身で入手していただければ幸いです。(当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)
ですが、なかなか手に入りづらい戯曲が多いことも事実です。どうしても手に入らない場合、お早めにご連絡いただければ、当日テキストのコピーをご用意いたします(実費のご負担をいただきます)。
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。
※定員数は戯曲によって変動いたします。
皆様のご参加をお待ちしております!