
皆様、明けましておめでとうございます!!
年末年始も連日続く感染拡大のニュースにはげんなりしますが、駅伝にお笑いにと変わらぬ正月の姿があることにはホッとしますね。『本読み会』も、ニューノーマルな時代の中で、地道に活動を続けていければと思っています。
本年も『本読み会』を、どうぞよろしくお願いいたします!
※ちなみに、訳あって休止していた『本読み会』Twitterアカウントが復活しました。というか、新しく作り直しました。フォロワーが激減したので、応援していただけると嬉しいです。
『本読み会』Twitterアカウント
というわけで、早速年明け第一回目開催のご案内をさせていただきます。
今回扱うのは、昨年亡くなられた日本を代表する劇作家・別役実の傑作中編戯曲。少し遅くなりましたが、追悼の意を込めて読んでいければと思っています。
皆様のご参加お待ちしております!
※申し訳ございません。“読み手”での参加申し込みは定員に達してしまいました。現在は、“聞き手”でのお申し込みのみ承っております。“聞き手”には、“読み手”では味わえない楽しさがあります。この機に是非お試しください!
『本読み会』online;7(追悼・別役実)
■作家と作品
別役実『にしむくさむらい』
収録:「にしむくさむらい−別役実戯曲集」(三一書房)
■作品について
一本の電信柱と一台のベンチ。二組の夫婦と一人の乞食。そして、“乞食をつかまえる仕掛け”。
なぜ乞食をつかまえるのか。乞食とは一体誰なのか。彼らはなぜここにいるのか。乞食をつかまえようとしているのは、本当は誰なのか。
彼らのやりとりを聞いていっても、その謎は明らかにはなりません。謎は深まるばかりです。
ベケット作『ゴドーを待ちながら』への返歌とも言えるような不条理劇。別役ワールドを存分にお楽しみください。
■日時
2021年1月29日(金)19:30~22:30
※『本読み会』online;シリーズは普段2時間開催ですが、多少作品が長いので、余裕を持って3時間開催の予定としています。
■参加費
無料
■参加タイプと定員について
『本読み会』online;は、会話や意見交換をするための「サロン 」パートと、実際に戯曲を読んでいく「本読み」パートとの二つのパートを、交互に繰り返すかたちで進行していきます。「サロン」パートでは、全参加者同じ立場でご参加いただきますが、「本読み」パートでは、セリフを実際に読んで楽しむ「読み手」参加と、セリフは読まずに聞いて楽しむ「聞き手」参加とに参加タイプを分けています。
「読み手」でのご参加のみ定員を設定しておりますので、希望される場合は、お早めにお申し込みいただければと思います。
「聞き手」参加には定員設定はございません。戯曲を聞いて味わうことを目的に、お気軽にご参加ください。
■参加方法
『本読み会』online;は、開催にZoomミーティングを利用します。まずはこのページの下部にある、参加申し込みフォームから参加をお申し込みください。遅くとも翌日までに、Zoomミーティングへの招待URLを記載したメールを返信いたします。開催当日はそのURLにアクセスしていただければ、『本読み会』online;にご参加いただけます。
■事前準備について
事前準備と参加ガイドについては、こちらのページをご参照ください。
『本読み会』online; ガイダンス
■戯曲に関する準備
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。特にオンライン開催の場合は、比較的入手の簡単な戯曲を選ぶようにしておりますので、戯曲はご自身でご入手いただければと思います。(当ホームページの「戯曲の探し方」などもご参照ください)。
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
皆様のご参加をお待ちしております!
※申し訳ございません。“読み手”での参加申し込みは定員に達してしまいました。現在は、“聞き手”でのお申し込みのみ承っております。“聞き手”には、“読み手”では味わえない楽しさがあります。この機に是非お試しください!