先月は、『戯曲を読む会Onlineフェスティバル』を応援いただき、どうもありがとうございました。いろいろな出会いや発見があり、私も大変楽しませていただきました。『本読み会』も、また心機一転、頑張っていきたいと思います!
ということで、早速次回『本読み会』のご案内をさせていただきましょう!
実は開催まで2週間あまりと、大変発信が遅くなってしまいました。準備の時間も短く、またテキストについても手に入れやすいとは言いづらい戯曲なのですが・・・皆様のご参加、お待ちしております!
※【読み手】のお申し込みは定員に達しました。【聞き手】でのご参加、お待ちしております。【聞き手】も楽しいですよー!
『本読み会』online;5(清水邦夫)
■作家
清水邦夫
■作品
『朝に死す』
収録
①「清水邦夫全仕事 1958~1980(河出書房新社)」
↑一応Amazonリンク貼っていますが、高いです!図書館をご利用ください。欲しい・・・。
②「あの日たち(テアトロ)」
↑こちらはお手頃価格です。「日本の古本屋」等の古書販売ネットもご利用ください。
■作品について
日本を代表する劇作家・清水邦夫の劇作第二作目であり、早稲田大学在学中(1958年)に執筆、発表されたのが、今回取り上げる短編『朝に死す』です。
舞台はコンクリートの壁の前。登場するのは何者かに追われる若い男と、脚を怪我した若い女の二人きりという、大変シンプルな会話劇で、緊張感のあるシチュエーションの中に、若者の孤独と憧れが溢れ出てきます。決して手の届かないものに言葉で触れようとするような、詩のある語りが心を打つ傑作です。
なんと今回は、特別ゲストとして、この作品の木冬社での上演(1979年)に演出として関わっておられた新田隆氏(そう、「いずも戯曲読書会」主宰の新田さんです)をお招きしています。上演当時のお話など、ゆっくり聞かせていただこうと考えております。どうぞお楽しみに。
皆様のご参加、心よりお待ちしております!
■日時
2020年11月6日(金)19:30~21:30
※Zoomミーティングによるオンライン開催です。
■参加費
無料
■参加タイプと定員について
『本読み会』online;は、会話や意見交換をするための「サロン 」パートと、実際に戯曲を読んでいく「本読み」パートとの二つのパートを、交互に繰り返すかたちで進行していきます。
「サロン」パートでは、全参加者同じ立場でご参加いただきますが、「本読み」パートでは、セリフを実際に読んで楽しむ【読み手】参加と、セリフは読まずに聞いて楽しむ【聞き手】参加とに参加タイプを分けています。
【読み手】でのご参加のみ、定員を設定しておりますので、【読み手】を希望される方は、お早めにお申し込みいただければと思います。
【聞き手】参加には、定員設定はございません。戯曲を聞いて味わうことを目的に、お気軽にご参加ください。
※【読み手】のお申し込みは定員に達しました。【聞き手】でのご参加、お待ちしております。【聞き手】も楽しいですよー!
■参加方法
『本読み会』online;は、開催にZoomミーティングを利用します。まずはこのページの下部にある、参加申し込みフォームから参加をお申し込みください。遅くとも翌日までに、Zoomミーティングへの招待URLを記載したメールを返信いたします。開催当日はそのURLにアクセスしていただければ、『本読み会』online;にご参加いただけます。
※翌日までに返信がない場合は、こちらからのメールが届いていない可能性があります。お手数おかけしますが、再度お問い合わせください。
■事前準備について
事前準備と参加ガイドについては、こちらのページをご参照ください(参加をお申し込みいただいた方には、メールでもご案内差し上げます)。
■戯曲に関する準備
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。なんとか戯曲はご自身でご入手いただければと思います。『本読み会』ホームページの「戯曲の探し方」もぜひ参考になさってください。
※どうしても手に入らないという方は、ご相談ください。オンライン開催のため限界はありますが、何かできないか考えます!
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
皆様のご参加をお待ちしております!