第54回『本読み会・ウェスカー』の参加申し込みが定員に達しました(見学参加のご案内)。

『本読み会』

2004年から東京で活動を続ける戯曲の読書会。主宰は大野、松山の二人。 もともと戯曲の勉強をしようと思った大野が、一人ではサボってしまって続かないので、「周りを自分の勉強に巻き込んでやれ!」と松山に声をかけたのが発足のきっかけ。 「すぐに辞めたらカッコ悪いし、最低10年は続けよう」と約束して始めたところ、無事10年を突破。「もう10年続けてみますか」と、現在2クール目に入っている。

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4 レスポンス

  1. 渡辺 泰子 より:

    6月13日の本読み会、楽しく参加させていただきました。ありがとうございました。

    ところで、
    そもそもの題名、「ぼくはエルサレムのことを話してるのだ」の『ぼく』
    とは誰なのでしょうか?

    ロニィ?、デイヴ? はたまたドブソン?

    • 『本読み会』 より:

      ご参加ありがとうございました。

      『ぼくはエルサレムのことを話しているのだ』の原題は『I’m talking about Jersalem』です。
      ”I”は男性のみではなく、女性も含まれているのではないでしょうか。

      ”エルサレム”は、劇中では理想郷の象徴として登場していました。
      私見ですが、このタイトルには、「登場人物の全員、さらには、理想を胸に秘めて生活している世界中の人々を代表して語るのだ」というウェスカーの気概が感じられるように思います。

  2. C.I より:

    こんばんは

    先日はありがとうございました。
    参加者の皆さんの感想や分析も熱く、濃く、充実した楽しい時間を過ごすことが出来ました。
    やはり戯曲は仲間と掘り下げていくという作業があって、さらに生きてくるものなのだと改めて感じました。

    ウェスカーの長台詞は良いですね。
    今回は特にエステルおばさんと三幕2場のロニイの台詞が心に響きました。

    私達は多かれ少なかれ挫折を経験しています。
    この作品に触れた時誰しもが胸にチクンとした痛みを覚えるでしょう。
    それでも腐ること無く理想を胸に少しでも前に進んでいきたいと願います。
    腐ってしまう人がいてもそれも愛おしいと感じます。

    資本主義と社会主義
    勝者と敗者
    そんな風に分けるのではなく、
    人を愛することの素晴らしさを、人間って愛おしい!
    と思う気持ちを大切にする事をウェスカーは教えてくれたように思います。

    私には
    理想を胸に生活する者と、それに憧れ応援する者のお話だと感じました。

    これから三部作とあわせて読み返してみたいと思います。

    • 『本読み会』 より:

      ご参加ありがとうございました!
      私もエステルおばさんのセリフは大変お気に入りです。生活者の願いがこもっているように思います。
      特設ページのコメントにも書きましたが、私も今日感想を書き、現在アップ待ちです。ウェスカーの愛情について書きました。是非読んでいただければと思います。
      またのご参加お待ちしております。

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