『本読み会』online;2(テネシー・ウィリアムズ)レポート
自伝的な作品の多いウィリアムズ。『風変わりなロマンス』を読んでいると『ガラスの動物園』の登場人物がふと頭をよぎります。
自伝的な作品の多いウィリアムズ。『風変わりなロマンス』を読んでいると『ガラスの動物園』の登場人物がふと頭をよぎります。
対面型であろうとオンラインであろうと、それは錯覚には違いありません。そして、より意識的に錯覚を作っていくからこそ、オンライン本読みは「演劇」に近づいていくのかもしれません。
「わたしたちは何をやっているんだ・・・?」
これは反語でなく、純粋な疑問。お試しでやってみたオンライン『本読み会』ですが、これまでと全く異なる『本読み会』に、疑問、不安、戸惑い、そして新たな可能性を見出す体験となりました。
とうとう『本読み会』もラジオに進出です!劇作家いしざわみなさんがパーソナリティを務める調布FMの新番組『ねこびたいラジオ』の「戯曲の窓」というコーナーに呼んでいただきました。4月20日(月)19:30〜です!聴いてね!
万全のウィルス対策を講じて実施にこぎ着けた第85回『本読み会』。しかし、ユージン・オニールが描いたのは、人間と神との間の超濃厚接触ドラマでした。そして今回のレポートは、『本読み会』初の試み、松山→大野のリレーレポートです笑。
2017年夏、南青山のライブハウスMANDALAさんで開催された朗読イベント「岸田國士を読む。夏」に『本読み会』が参加した際の映像が、YouTubeにアップされました!
あまりに長いセリフを声に出していると、途中から自分が何を言ってるのかよく分からなくなってくる感じ・・・でもその中にサルトルの本質があるような気がします。
言ってはなんですが、次々と物語が展開する戯曲ではありません。嘆いて、迷って、復讐しておしまい。いたってシンプルな筋立ての中で、英雄たちがどんな言葉をつむぎ出すのか?そこのところが見どころです。
2020年、オリンピック開催を記念して企画された特別イベント!ギリシャ古典劇やギリシャ劇翻案作品を、一年間かけて読んでいこうというシリーズ企画です。この特集ページでは、作品ラインナップを紹介しています。