カテゴリー別アーカイブ: 活動報告

過去に開催された活動の報告記事です。

第74回『本読み会・菊池寛』レポート

菊池寛はスケールのでかい男。明治、大正、昭和を生きた文豪、起業家、そしてジャーナリストでありました。この人がいなければ文藝春秋もなければ芥川賞もない。現在に至る出版業や報道の礎を整えた人物でもあります。そして戯曲もたくさん書いています。が、今現在お世辞にもたくさん上演されている作家とはいいがたい。どちらかというと専門学校や大学の演劇科あたりの試演会で取り上げられている方が多い気がします。
というわけで、岩波文庫にも出ている『父帰る・藤十郎の恋 菊池寛戯曲集』を手元に、今回は幾編かの短編戯曲を読みながら菊池寛を楽しむことにしました。

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出張!『本読み会』in 生活心理の会(2018.8.26)レポート

みなさん、こんばんは。今日は珍しく、出張!『本読み会』のレポートです。
前回、南町田福祉ネットワークさんから依頼を受けて出張し、「戯曲を読もう―心と身体を開く声―」という題で、岸田国士を読んだのが昨年11月。
出張!『本読み会』in 南町田レポート

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第73回『本読み会/アーサー・ミラー』レポート

『本読み会』にしては珍しい夜開催でした。夜になっても気温が下がることはなく、Yシャツが肌にまとわりつくような暑さです。今回はアメリカ演劇不滅の金字塔、アーサー・ミラーの『セールスマンの死』に挑戦です。暑くてイライラしながら読むくらいがちょうどいい戯曲かもしれません。

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第72回『本読み会・ピランデルロ』レポート

数日続いた雨がピタリと止み、風のない猛烈な暑さの中『本読み会・ピランデルロ』が開催されました。1921年にローマで初演されたこの戯曲は、決して好意的に受け止められることなく、むしろ反感とひんしゅくの嵐によって出迎えられました。それほどまでに『作者を探す六人の登場人物』は、あまりにも演劇の未来を先取りした「書かれるには早すぎる戯曲」だったのかもしれません。

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