『トッツィー』(1970年くらい?)
出演:ダスティン・ホフマン、他
うろ覚え度:★★★★☆
(星が多いほど、覚えてないってことです。うん、ほとんど覚えてない。)
驚くべきことに、今20歳前後の人に聞くと、ダスティン・ホフマンを知らない。
「え?ダスティン・ホフマンだよ?」
「あのダスティン・ホフマンだよ?」
思わず確認してしまう。
さらに驚くべきことには、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も知らない。
「そんなバカな!」
「さすがにそれはないだろう。」
おじさんおばさん達のそんな声が聞こえてくるけれど、事実若者は知らない。
「あ、何か名前は聞いたことあります!」
こんな感じだ。
考えてみれば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の公開は確か1985年。
もうほぼ30年前な訳で、知らないのも無理は無いわけです。
うん、ダスティン・ホフマンなんか知ってるわけないよ。
そして僕が『トッツィー』を覚えてないのも無理ないよ。
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~うろ覚えダスティン・ホフマン紹介~
アメリカを代表する名優。アクターズ・スタジオ出身だったはず。リアリズム。
二枚目でも三枚目でもないけど、生活のにおいが身体から滲み出てきてる、そんな俳優です。
下積みの頃オーディション当日に高熱を出してしまい、仕方ないから「高熱の出てる人」の芝居をしたところ、審査員から絶賛されて合格した。そんなエピソードも。
アカデミー賞は二回ぐらい獲ってたはずです。 (『レインマン』と『クレイマー、クレイマー』じゃないかと思う。)
代表作は
『レインマン』、『クレイマー、クレイマー』、『真夜中のカーボーイ』、『卒業』など。
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そんなダスティン・ホフマンの主演する最高のコメディー、それが『トッツィー』。
ダスティン・ホフマンがひょんなことから女装するハメになる映画です。
女装してる時に偉い人に会って、なんか気に入られて、テレビに出て、子供向けに恐竜の番組をやってすごい人気が出て・・・
ん?
あれ?
これはロビン・ウィリアムスの『ミセス・ダウト』の筋じゃないか?
女装までは間違いない気がする。問題はそこからだ。
名優ダスティン・ホフマンは女装して、何をしたんだっけ・・・?
この続きは、映画をご覧になってお確かめください。
でもね、すっごく面白かったのだけははっきり覚えてるんで、損はしませんよ!
以下、解答編。
~トッツィー?あ、何か名前は聞いたことあります!~
覚えてた度:★★★★☆
イラストが似てた度:★☆☆☆☆
うん、女装してた!
売れない役者が女装して舞台に出て、人気出ちゃうお話ですね。
これはもう『ミセス・ダウト』とごっちゃになっても許されるレベルですよ。
まあ『ミセス・ダウト』も面白い映画ですけどね、大人が見るなら断然『トッツィー』です。
監督はシドニー・ポラック。
出演も、ジェシカ・ラング(この役でアカデミー賞受賞)、ビル・マーレイ、ジーナ・デイビスに監督のシドニー・ポラックなんかも入って豪華な顔ぶれ。
そして何より!
名優ダスティン・ホフマンが”役者を演じる”面白さ!
このダスティン・ホフマンを見てくださいよ!
わあ~
これが役者だよなぁ~
・・・あれ?すげぇ二枚目じゃん・・・。
参考
『トッツィー』(Wikipedia)
ダスティン・ホフマン(Wikipedia)
『ミセス・ダウト』(Wikipedia)
(大野遙)