今回取り上げるのは、ノーベル文学賞受賞の超大物、言わずと知れたジョージ・バーナード・ショーです!
以下、詳細です。
※第81回『本読み会/バーナード・ショー』は、参加のお申し込みが定員に達してしまいした。以降は、見学/キャンセル待ちの枠でのみ、お申し込みを受け付けます。お待ちしております!
第81回『本読み会/バーナード・ショー』
■作家
ジョージ・バーナード・ショー
■作品
『聖女ジョウン』(白水社『バーナード・ショー名作集』収録)
※左は1966年の旧版で、数に限りはありますが、古本がお求めやすい値段です。右は2012年に新装復刊版ですが、最安値13,280円からというお値段です・・・。
■日時
2019年8月24日(土)13~17時
■場所
都内・文京区周辺
■参加費
諸経費として、お一人様300円
■作品について
今回取り上げるバーナード・ショー『聖女ジョウン』は、百年戦争でフランスを解放へと導いたフランスの国民的英雄ジャンヌ・ダルクを扱った戯曲です。同じようにジョウン(ジャンヌ)を扱った戯曲には、ジャン・アヌイの『ひばり』なども有名ですね。
この戯曲は、ジョウンがその魅力と信念で周りを巻き込みながら、フランスを勝利へと導いていく前半、様々な立場の者がそれぞれの視点からジョウンを畏怖し、ジョウンを異端者としての処刑へと導いていく後半、そしてエピローグから構成されています。
その中でショーが描いたのは、聖女ジョウンその人ではなく、むしろジョウンという強い光に照らされ、美しさも醜さも露わにされた、どこまでも世俗的な人々の姿でした。
理想の美しさに憧れながらも、現実の醜さの中に、なぜか力強さを感じてしまう。『聖女ジョウン』は、そんなショーの淋しげな眼差しが眼に浮かぶような戯曲だと言えるでしょう。
■おねがい
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。図書館やインターネット等を利用し、戯曲はご自身で入手していただければ幸いです。(当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)
ですが、なかなか手に入りづらい戯曲が多いことも事実です。どうしても手に入らない場合、お早めにご連絡いただければ、当日テキストのコピーをご用意いたします(実費のご負担をいただきます)。
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。(定員数は戯曲によって変動いたします。)
申し込み多数の場合には、見学でのご参加をご案内させていただきます。
皆様のご参加をお待ちしております!
(以下のフォームからお申し込みいただけます。)
※第81回『本読み会/バーナード・ショー』は、参加のお申し込みが定員に達してしまいした。以降は、見学/キャンセル待ちの枠でのみ、お申し込みを受け付けます。お待ちしております!