『ビブリオバトル』レポート

『本読み会』初めての試みだった『ビブリオバトル』。そして毎年恒例の『忘本会』。告知が遅くなり、参加者が集まるかどうかヒヤヒヤしましたが、蓋を開けてみれば6名にご参加いただき、無事開催することができました。

いやー、ビブリオバトル、面白かったです!
今回は「演劇」というテーマを設定していたのですが、評伝から推理小説、果ては絵本まで、様々な作品が紹介されました。ちなみに、以下が当日発表された作品たちです。


世阿弥『風姿花伝』
アーサー・ミラー『ジェインのもうふ』
星野源『そして生活はつづく』
中丸見繪『杉村春子』
高田大介『図書館の魔女』
大西巨人『神聖喜劇』

どの作品も発表者がしっかり魅力を伝えてくれていて、「うん、読みたい!」と感じました。やはり、発表者と本との関係、発表者の本への思い入れが分かると、急に興味が湧いてきますね。
最後の投票でも、甲乙つけがたく悩みながらの難しい投票で、なんとか無理やり一作を選ぶという感じ。最終的にチャンプ本に選ばれたのは、『杉村春子』(Hさん、おめでとうございます!)だったんですが、その得票数もたったの2票。本当に接戦だったと思います。

ちなみに自分は大西巨人の小説『神聖喜劇』を紹介したのですが、発表時間が全く足りず、その魅力の10%も伝えることはできませんでした笑。
しかし、時間の足りないのも何だか面白かったですよ。とりあえず「この本が好き!」の熱量だけは伝わったものと信じております。

考えてみれば、普段の『本読み会』の活動は、私や松山が「面白い!」と思った戯曲を、4時間かけて紹介しているようなもの。まあ読み合わせをしているので仕方ないですが、よくそこまで時間をかけて・・・とも思います。私はいつも話が長いですし笑、みなさん疲れますよね。
ただ、私は「戯曲との出会いは作家との出会い」と思っているので、いつも必ずその作家の戯曲を数作読んだ上で、戯曲というより作家を紹介するつもりで、『本読み会』を開催しています。多少長いのはご愛嬌ということで、今後もお付き合いいただければ幸いです。

何かしら伝えたいことを、なんとか工夫しながら、決められた枠の中で他者に伝えていく。ビブリオバトルも、演劇も、根っこは同じ。要は人と人との出会いだと思います。
今後もビブリトバトルを定期的に開催していけたらと思っていますので、今回参加できなかった方々も、次は是非ご参加くださいませ。
それでは!

(大野)

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