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泉鏡花と潔癖性(松山)
2012年10月29日
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『本読み会』
2004年から東京で活動を続ける戯曲の読書会。主宰は大野、松山の二人。 もともと戯曲の勉強をしようと思った大野が、一人ではサボってしまって続かないので、「周りを自分の勉強に巻き込んでやれ!」と松山に声をかけたのが発足のきっかけ。 「すぐに辞めたらカッコ悪いし、最低10年は続けよう」と約束して始めたところ、無事10年を突破。「もう10年続けてみますか」と、現在2クール目に入っている。
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鏡花は、母親が、幼い頃に死亡して、その原因が、細菌感染みたいなものだったんでしょうかね、あんな美しい母が、こんなことになるなんて、ってことを子供心に植え付けてしまったから、酒もよく呑んだそうですが、妻には、「生物はだめだ、海老なんて、もってのほかだ、あれは、水死したヒトを食べやがるから、湯豆腐か煮豆で肴はいいんだ」と言ったとか。それで、湯豆腐も、到底食べられないくらいの熱いだしの中でぐらぐら煮立てる、熱燗も同様。消毒液を用意、熱湯消毒を必ずしていたといいますし。
それなのに、妖怪とか、摩訶不思議な話を作るのが大好きなんですから、それこそ、不思議な方です。