『アニー・ホール』(1972年くらいじゃないかと思う)
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン、他
うろ覚え度:★★★☆☆
この映画は、たしかアカデミー賞を獲ってる。
皮肉が利いたコメディなのは間違いない。だってウディ・アレンだから。
ウディ・アレンが演じるのはいつも通り
ニューヨークに住んでて
インテリで
小金持ちで
神経質で
見た目はさえないのに
なぜか女性にはモテる文化人。
(小説家か映画監督かどっちかだったはず。だってウディ・アレンはいつもそうだから。)
なんか妻と離婚してから、16歳くらいの女の子を恋人にするんじゃなかったかな。
アニーってのがその女の子の名前だったかも。
アニーはすごく大人で
もうウディ・アレン演ずる男(仮に名前をチャールズとする)なんかより全然大人で
チャールズなんかには本当にもったいないくらいのいい女なんだけど
チャールズを心の底から愛しちゃってる。
なのにチャールズは
『君のは本当の恋愛じゃない。君はまだ子供だよ。』
とか言うんですよね、たしか。
あ、あと、友達カップルが出てきて、ダブルデートみたいなことをします。
そんな話です。
・・・こう、あらすじだけ書くと、ウディ・アレンの映画を見たことない人なんかは、すごく陳腐な、面白くなさそうなコメディーに感じるかも知れませんねー。
でも、うろ覚えでも、これだけは確実。
この映画、本当にいい映画なんですよ。
ウディ・アレンてのは、
だいたいいつも自分で脚本書いて主演して、
モテモテ男の役をやるどうしようもない監督なんですが、
”自分の心ですら、自分の思い通りにならない”っていう、
人間の可笑しさとか哀しさとかを描かせると、
なかなか侮れない、とてもいい監督です。
秋の夜長にぴったりの、苦味のあるコメディーです。
だまされたと思って、見てみてください。
以下、解答編。
覚えてた度:★☆☆☆☆
イラストが似てた度:★★★★☆
まず致命的なのは、僕の語っていた映画が、ウディ・アレンの別の作品だったということですね。
今ちょっと調べてみたところ、上述した映画は、ほぼ『マンハッタン』という作品でした。
「だまされたと思って見てみてください。」とか言って、本当にだまされるところでしたね。
くわばらくわばら。
ただ、面白い映画なのは間違いないですから!
説得力無いかも知れないけどね。
ちなみに、ウディ・アレンの映画では
『アニー・ホール』
『マンハッタン』
の他に、
『カイロの紫のバラ』
『影と霧』
なんかがオススメです。
まぁ、説得力無いかも知れないけどね。
参考
『アニー・ホール』(Wikipedia)
『マンハッタン』(Wikipedia)
(大野遙)